SCM共同ネット研究会▼5周年記念イベントに60名参加 
2008年06月18日 SCM共同ネット研究会(滝沢保男・幹事長)が設立5周年を迎え、その記念イベントが6月14日、東京都中央区のTKP八重洲ビジネスセンターで開催した。
ここでは東京都水産物卸売業者協会の中幸雄・参与より、「市場流通と情報の活用について」の特別講演が開催。卸売市場法の改正(手数料の自由化、変化への対応)、食の安全・安心への関心、少量・多品目・効率の追求といった環境のなか、情報化の重要性が必要としながら、市場の情報システムは、いまだ紙ベースが主流で、汎用機からの脱出が進んでいない状況を指摘。卸各社別々のIT基盤の共有化を進める検討も始まっていると話した。
(写真・挨拶するイーソーコ・大谷巌一副社長)
同会の懇親会ではSCM共同ネット研究会参加会社である、イーソーコ・大谷巌一副社長が挨拶。「輸送業界の利益率が1%程度と低い状況におかれているなか、SCM共同ネット研究会が進めるIT化や物流不動産を活用し、収益をあげていくことはメリットが高い」と述べた。