世界有数の不動産投資顧問会社であるラサール インベストメント マネージメント（本社＝米国イリノイ州シカゴ、ジェフ・ジェイコブソンＣＥＯ）はこのほど、北海道江別市角山の土地にマルチテナント向け物流施設「江別物流センター」の建設に着手した。１期工事分については2009年1月末の竣工を予定。設計、施工は、大成建設が行う。
　同センターは、2007年8月、日産ディーゼル北海道販売より、取得した土地（敷地面積：35111.94㎡/10621.36坪）に、マルチテナント向け物流施設を開発するもの。ラサールにとっては、北海道で初めての物流施設案件となる。
　同センターの特徴としては、①約1000坪から6000坪という大型ニーズに対応（１期工事分）、②施設管理・運営を貸主が行うため、施設管理上のテナント負担を軽減できる、③30分以内に札幌という大消費地にアクセスできる立地の良さと、住宅地が近いために労働力も確保できる－条件を備えている。
　施設概要は次のとおり。
＜ （仮称）江別物流センター＞
所在地：北海道江別市角山69-3、7、12
敷地面積：35111.94㎡（10621.36坪）
延床面積：19095.00㎡(１期工事分)
建物構造：鉄骨鉄筋コンクリート造
　　　　　　（一部鉄骨造）2階建て
所有者：北海道プロパティー特定目的会社
着工： 2008年7月23日
竣工： 2009年1月末予定