ラサール▼「3年間で20案件、約3600億円の投資見込む」 
2008年09月03日 【物流ウィークリーhttp://www.weekly-net.co.jp/】ラサール インベストメント マネージメントは20日、物流不動産投資および同社の現状と今後の展望などに関する記者説明会を開催。
中嶋康雄CEO兼執行役員と吉川陽介執行役員、投資戦略・リサーチ部門のオリヴィエ・メージュディレクターなどが出席し、「今後3年間の物流投資戦略は、20案件・約3600億円を見込んでいる」と発表した。
中嶋CEOは、「物流不動産市場は、現在は過剰供給になっているものの、長期的に見れば成長過渡期にある」とし、「物流業界を取り巻く環境、特に中小企業の財務状況は厳しく、財務体質の改善余地がある。効率的な物流施設は大きなビジネスチャンスにつながる」と話した。
オリヴィエディレクターは「例えば、湾岸エリアには延床面積3000坪以上、築30年以上の大規模で古い施設が集中しているが、大規模・超大規模施設が不足している」と状況を説明。「テナントニーズは、運送と保管機能の高い効率的な施設に集まっている。当社は、これまでに物流のトータルコストを5─20%低減させた実績がある」とPRした。
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