【LNEWS(http://www.lnews.jp）】全国のコカ・コーラボトラー社、コカ・コーラ　ナショナルビバレッジ、日本コカ・コーラは10月10日、来年一月から導入する新サプライチェーンシステムのスキームを決定したと発表した。
現在ナショナルビバレッジが行っているコカ・コーラシステム全体のサプライチェーン関連業務を行っていたが、製造・物流業務を2009年からりボトラー各社に移管する。
コカ・コーラシステムの主力製品製造を市場に最も近いボトラー各社が担うことで、生産性向上のほか在庫削減と物流コスト低減を目指すもので、このための設備投資を迅速に実施。地域密着型の販売活動と製造・物流活動を密接に連結し、新鮮・高品質な製品を迅速に供給する体制を確立する。
その他の製品も、ナショナルビバレッジの経験やノウハウを活かし、複数ボトラー社をまたぐ広域～全国規模での生産・供給体制を最適化して展開していく。
コカ・コーラシステムの原材料や資材調達は、全国一元化した調達組織が共同調達を継続。ボトラー社に移管される製造との連携を勘案し、今後新調達組織での具体的な調達業務の内容・組織などを検討する。
これにより、ナショナルビバレッジの製造・物流業務は、ボトラー社と新調達組織に移行する。ナショナルビバレッジの体制も、コカ・コーラシステム全体の中で再編される見込み。