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NEC▼東洋水産の米拠点の基幹システム構築、物流過程を一括管理 

2008年12月28日

【LNEWS(http://www.lnews.jp)】日本電気とアビーム コンサルティングは12月17日、東洋水産の米国子会社マルチャン・インク(カリフォルニア州)の基幹システムを構築したと発表した。10月より稼動を開始したという。新システムは、SAPの基幹業務ソフトウェア「SAP ERP」を基盤に構築されており、物流過程を一括管理できるほか管理会計とも連動できるシステムとなっている。
今回構築したシステムは、購買・生産・在庫管理など部門ごとに導入していたシステムをSAP ERPをベースに全部門で統一。日次で更新されていた実績データのリアルタイムで参照できるようになる。生産から販売までリアルタイムで製品情報が管理され、会計情報とも連動することで実績に即した高精度な需給予測・販売計画立案が可能となる。
また、Synectics Group, Inc.が提供するプロモーションサービスを利用し、小売業や卸などのブローカーとプロモーションシステムを共有化できる。これにより、各ブローカーとのプロモーション費用の使用状況などが可視化され、取引先別・商品別での損益を正確に把握することが可能となる。さらに、受注管理や出荷案内、物流情報管理にEDIを活用し、取引顧客数・取引量の拡大など今後の事業環境の変化にも対応可能。取引先から要求された場合はRFIDの導入などにも対応可能。