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日本通運▼羽田京浜島航空貨物センターの自動仕分機を一新 

2008年12月18日

 日本通運は、11月11日に羽田京浜島航空貨物センターの自動仕分機を一新し、最新の高速自動仕分機を導入した。
 最新仕分機は、1時間に10,000個以上の仕分能力を有し(現行1時間に7,500個)、貨物ラベル(バーコード及び二次元コード)の読み取りを自動化して、リアルタイムに国内航空貨物部門の基幹システムであるSPEEDと連動、本施設を通過する貨物のトレースデータ管理を実現する。また、仕分ラインに、貨物サイズ(縦・横・高さ)の自動検知機能を付加し、貨物の流動実態を把握することにより輸送機材開発等の資料として有効活用を図る。
 今回の自動仕分機の入替とともに、京浜島貨物センター内の防犯カメラの増設を行い、セキュリティー確保と優れた監視システムを導入することにより、安全対策の向上を図るとともに、3階の荷降ろしスペースには、手動での航空コンテナ移動を可能にするためボールデッキ構造の荷捌所を設け、フォークリフト作業を削減し作業の効率化と省力化を図る。
 羽田京浜島航空貨物センターは、国内航空貨物の中核的な拠点として、全国への航空貨物のトラック幹線便の仕立、全国から羽田空港に到着する航空貨物の仕分基地機能を有したセンターとして稼動。今後、自動仕分機の一新を機に、更なる輸送最適化の実現とユーザーサービス向上に務めていく。