【LNEWS(http://www.lnews.jp）】プラウド（東京都千代田区）は6月3日、埼玉県久喜市に物流センターを開設し、通販事業者など向けの物流事業に本格的に進出すると発表した。
　Eコマース・通販事業の規模拡大に応じて物流の仕組を見直し、作業効率の向上を目指す荷主などに営業活動を展開。Eコマース・通販事業者に特化した物流アウトソーシングサービスを提供するとしている。
　物流センターは寶組の久喜倉庫（埼玉県久喜市・地上8階建、棟延床面積8万2283.69㎡）の6階部分に開設した。従来はドライバー派遣のみだったサービスを荷主の要望で、配送車両（社有車・5台）や倉庫も提供するサービスに拡充した。同社では荷主の物流の現状診断をした後、物流コスト削減を実現可能な料金体系とあわせて提案する。また、久喜市の物流センターを利用する場合、首都圏1都3県域内の受取先に注文日の翌日午前中に配送するオプションサービスも提供する。
　Webサイトに掲載するための商品写真も、プロカメラマンが倉庫内で入庫作業直後に撮影しデータを加工する。既にスポーツショッピングサイト「eSPORTS」を運営するeSPORTS（岐阜県本巣郡）から同サービスを受注しており、これを追い風に今年から2年間、大手Eコマース・通販事業者向けに10件の受注を計画中という。