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滋賀県米原市▼総合物流センター整備事業始動、事業会社は大阪のSILC 

2009年06月18日

 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】滋賀県の米原市は6月1日、米原南工業団地造成事業で、SILC(大阪市北区)との間で土地売買契約を結んだ。
 分譲区画1~10までで、区画11をのぞいたすべてが対象となる。同社の進める事業の正式名称は、滋賀総合物流センター整備事業(滋賀インテグレイテッド・ロジスティック・センター)。2010年春に部分操業し、同年9月に本格的に稼動する見込みだ。
 名神自動車道や北陸自動車道へのアクセスが容易。工業専用地域に立地しており、24時間稼動できる。隣接地に米原貨物ターミナル駅が2011年度に開業する見通し。総合保税地域の許可取得と税関出張所の開設も予定している。事業用地へのアクセス道路は政府の直轄事業で、2011年度に開通する見込みだ。
 工場棟は、地上2階で鉄骨造りの延べ床面積7万4786㎡。物流棟は、地上2階で延べ床面積2万5619㎡。共用駐車場は、大型65台、一般250台が収容可能。
 同工業団地は、JR米原駅の南側に位置し、面積約22.6ha。造成事業は、都市計画法による市街地開発事業として米原市が施行し、滋賀県土地開発公社が用地取得や造成工事などの業務を実施するもの。同公社による造成工事は、ことし3月に完了している。
 分譲用地立地企業募集に応募した、電気機械器具等製造・運送などを事業とするSILCが、5月19日までに同市によって立地企業として選ばれた。