山九（本社＝東京都中央区、中村公一社長）の中国現地関係会社である「広州山九物流有限公司」は、このほど、中国華南地区に新物流センター（山九華南物流センター）を稼動させた。
　同センターは、発展著しい中国華南地区での物流に対応するため、広州地区に点在していた物流拠点を集約化させる形で稼動をスタートさせたもの。広州市南方の順徳工業園に位置し、延べ床面積4万1000㎡を超える施設規模は、華南地区の日系物流企業によるものでは最大級を誇る。おもに珠海デルタ各地区への倉庫ストック、配送業務をメインに対応。自動車関連物流、化学品物流、日用品、家電等の倉庫ストック、小口配送に力を入れている。
　同センターの概要は次のとおり。
＜山九華南物流センター＞
所在地：広東省佛山市順徳区大良街道
　　　　　順徳工業園A区新宇路
敷地面積：88,000㎡
倉庫棟：高床式（コンテナ、トラック用）
延床面積：41,148㎡（２棟、平屋）
保有トラック：70台