佐川グローバルロジスティクス▼中国・深センに「蛇口物流センター」を本稼働 
2009年08月03日 【物流ウィークリーhttp://www.weekly-net.co.jp/】佐川グローバルロジスティクス(本社=東京都品川区、荒木秀夫社長)は7月16日、中国現地子会社の保利佐川物流有限公司(本社=深セン市、石原博文総経理)が深セン市で建設を進めてきた蛇口物流センターが完成、本格稼働したと発表した。同社グループにとって中国国内初の自社物流センターとなる。
蛇口物流センターは、蛇口港、深セン空港からそれぞれ5km、香港港から4kmの好立地。保管・在庫管理だけでなく佐川グローバルロジスティクスが日本で展開中のSRC(佐川流通センター)のノウハウを生かし、「高付加価値かつ日本品質での物流業務」提供を狙う。
日本向け小口一貫輸送業務では、同センターが蛇口港内に位置することから倉庫―港間の輸送費用削減と時間短縮はもとより、佐川急便の日本国内ネットワークとの連携で最短のリードタイムが可能になった。輸出業務以外に中国国内での現地調達から保管・在庫管理、ピッキング、パッキング、配送まで販売をサポートする体制も整えている。
また、顧客向けオフィススペース併設で「日本で自社倉庫を運営するのと同環境で、中国での物流業務を実現」という。
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