トワード物流▼安全・エコドライブをサポートするECO-SAMを発売 
2009年11月18日
友田副本部長
「安く、エコドライブなどで効果の出るいいものをと考え開発した」と友田昭二副本部長
ECO-SAM
手のひらにすっぽり入るGPS端末。GPS端末をトラックにつなぎ、パソコンにシステムを入れるだけで、稼働する
トワード物流(本社・佐賀県吉野ヶ里町、友田健治社長)は11月7日、交通事故防止、エコドライブ推進のTRU-SAM(トラ・サム)の廉価版「ECO-SAM(エコ・サム)」を販売した。1ユーザー、月1500円で中小企業でも気軽に利用できる価格を実現した。
機器の取り付けも簡単。GPS端末(写真)をシガーソケットにつけるだけ。特別な工事は必要ない。「安く、簡単に利用でき、安全とエコドライブの効果も上がるシステム」と友田昭二・情報システム企画本部副本部長は語った。社内実験では、燃費が約20%改善したという。
得られる情報は、いたって簡単だ。GPSと地図を連動させることで、“どこで、どんなスピードで走っていたか”の情報が手に入る。そのデータから、速度変化の割合を判断。“波状指数”という独自指数で、運転をチェックできる。
開発では、「コストをいかに抑えるか。GPSの数値と実際の走行スピードが合っているかの確認が大変だった」(友田副本部長)という。
そのほか、パソコンに解析ソフトが必要で、19万5千円必要。別途有料の運用サポート体制も整えている。