横浜冷凍▼阪神ベイエリアに「北港物流センター」を新設 
2010年05月18日 横浜冷凍(本社=横浜市西区)はこのほど、近畿圏の物流拠点として阪神ベイエリア内に位置する、舞洲の物流ターミナルゾーン(大阪市此花区)に「北港物流センター」を新設することに決めた。
新センターは「高い品質管理」、「環境にやさしい冷蔵庫」、「最適な保管環境の提供」の3つのコンセプトに基づき設計。
「高い品質管理」については、庫内荷捌室やプラットホーム内を低温化するとともにに、空気圧を外部よりも少し高くする事でホコリや暖気の侵入を防止。小口の荷物などにも迅速に対応が可能な電動式移動ラックを採用する事で、入出庫時における温度変化による荷物へのダメージを極力軽減している。
「環境にやさしい冷蔵庫」については、同社最大規模の太陽光発電システムを設置するとともに、冷媒には自然冷媒を採用(NH3、CO2)、高効率照明を採用している。
「最適な保管環境の提供」については、自然対流による冷却方式のため湿度や温度の変化が極めて少なく、荷物の保管に最適な天井ヘアピンコイル冷却方式を採用、荷物の特性に合わせた3つの温度帯の保管庫(セミ超低温、冷凍、チルド)を完備している。
北港物流センターの概要は次のとおり。
<北港物流センター>
所在地:大阪市此花区北港白津1-8
階層: 4階建
建築面積:6,398㎡
敷地面積:12,021㎡
収容能力:27,607t
着工:平成22年 6月 2日
完了:平成23年 6月 30日
営業開始日:平成23年 7月 1日
(予定)