エステー、フマキラー▼資本業務提携、物流インフラ共同利用 
2010年05月18日 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】エステーとフマキラーは5月13日、資本業務提携契約を締結した。
業務提携には、物流インフラの共同利用など含めた物流業務はじめ、生産設備共同利用や部材共通化などの調達などを網羅している。
消臭芳香剤・防虫剤・手袋・除湿剤等の分野で強みを持つエステーと、殺虫剤・家庭用品・園芸用品・業務用品等の分野で業務拡大を図ってきたフマキラーは、それぞれの事業展開の過程で、ビジネスパートナーとして、一部製品の製造委受託や販売促進の委受託等を行ってきた。
両社の事業領域が補完関係にあることを活かし、今後の事業活動に関し、ノウハウや人的資源を相互に補完し、協力することによって、収益性の強化や顧客満足度の向上を図る考えだ。
フマキラーが第3者割当増資を行い、エステーが取得するフマキラーの持分割合は12.18%増となる。エステーが取得するフマキラーの株式取得価額は16億1458万円に上る。
エステーは、フマキラーに対して取締役1名を派遣する予定だ。