【LNEWS(http://www.lnews.jp）】ハマキョウレックスは9月13日、日本航空インターナショナル傘下のJALロジスティクスを子会社化すると発表した。
　発行済株式のうち日本航空インターナショナルが所有する72.0％を取得する。
　JALロジスティクスは物流子会社として、JALグループ各社を始めとする顧客への物流サービスを提供していたが、今後は、ハマキョウレックスグループのもとで効率的なオペレーション基盤を強化し、最適な物流を提案していく3PL企業としての成長を目指す。
　JALグループは、企業再生支援機構の支援によって会社更生手続きのもと、事業再構築を進めている。こうした経営状況のなか、日本航空インターナショナルはJALロジスティクス株式の譲渡について検討を進めていた。
　ハマキョウレックスは、貨物自動車運送事業において、JALロジスティクスの有する顧客基盤を活かしながら、主要なエリアである首都圏での規模拡大を図ることで、事業発展を図ることができると判断した。
JALロジスティクスの概要
商号：（株）JALロジスティクス
所在地：東京都大田区平和島5-3-1
代表者：代表取締役社長福山友靖
設立年月日：1970年3月28日
主な事業内容：自動車運送業
　　　　　　　　　倉庫業、通関業他
資本金：1億4400万円
株主構成（2010年3月31日現在）：
日本航空インターナショナル72％、JALUX28％