【LNEWS(http://www.lnews.jp）】スズキは10月1日、鹿児島県霧島市に建設を進めていた「南九州納整センター」が完成し、稼働を開始した。
　納整センターは、自動洗車設備、用品組付け工程、モータープールなどを設置し、販売代理店がこれまで行ってきた納車整備を一括集中して行う施設で、各販売代理店業務の簡素化や品質の向上を図る。
　また、整備済車両が各営業拠点へ直送されることで、拠点間での物流の効率化や車両保管に使用していたスペースの有効利用なども促進することができる。
　南九州納整センターでは、鹿児島県、宮崎県を中心としたスズキ販売代理店向けに納車整備を行う。
　なお、南九州納整センターの完成により、全国で10か所の納整センターが稼動することとなる。
　今年12月には東北納整センターも完成する予定で、今後は全国の納整センターを最大限に活用し、納車整備の更なる効率化を推進していく。
南九州納整センターの概要
事業所名：スズキ納整センター
　　　　　南九州納整センター
所在地：鹿児島県霧島市溝辺町
　　　　三縄字山下578-7
敷地面積：23,800㎡
建物延面積：1,600㎡
納車整備台数：1700台/月
　　　　　　（フル稼働時）
対象地域：鹿児島県、宮崎県
設備投資金額：約8億円