【物流ウィークリーhttp://www.weekly-net.co.jp/】辻本運送（辻本廣行社長、奈良県天理市）は本社を新社屋に移転した。７２０坪の倉庫が併設されたことで、従来の輸送事業に倉庫事業を加え、付加価値を付けた総合物流を追求していく方針だ。
新社屋は３階建てで、１階は３００坪の倉庫と２００坪のトラックヤード、事務所。２階部分は１２０坪の倉庫と社長室。３階は３００坪の倉庫と会議室になっている。
　新社屋移転にあたり、倉庫業の許可を取得し、倉庫協会にも加入。大型トラックを中心に２７台を保有し、近距離から長距離輸送までこなしているが、今後は倉庫業務とリンクさせて仕事の幅を広げる。
　辻本社長は「モノを運ぶだけでは生き残っていくことは難しいと判断し、倉庫業への進出に踏み切った。移転が社員も会社も元気の源になればとの思いもある。荷主荷物の預かり、ピッキング、輸送を含めて一体となった物流業務に取り組み、前向きにチャレンジしていきたい」と抱負を話している。
　新住所は、天理市西長柄町６５６。
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