キリンホールディングス（東京・中央区）とキリン物流（同）は先ごろ、JR尼崎駅北側の「あまがさき緑遊新都心地区」に保有する土地４物件（尼崎市潮江５丁目660番他、合計面積 約１万8616㎡）に関して、近鉄不動産、野村不動産、三菱商事、近畿菱重興産、長谷工コーポレーションの５社と売買契約を締結したと発表した。
今回譲渡する土地を含む、あまがさき緑遊新都心地区は商業・オフィス・大学・病院・集合住宅などの施設が複合的に集積し、人々のにぎわいが増している地域。また、昨年12月末には広さが約１ヘクタールに及ぶ「潮江緑遊公園」が整備され、新都心の名にふさわしいまちづくりが進められている。
　土地を共有する購入先の５社は、2011年夏以降の新築着工を目指して、住宅開発を共同で推進していく予定。