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プロロジスは7月27日、昨年6月から建設を進めていたマルチテナント型（複数企業向け）物流施設「プロロジスパーク川島」が竣工した。
規模は敷地面積7万6831㎡、5階建てで、延床面積16万6871㎡と、プロロジスでも最大級の規模であり、首都圏においては最大の施設。すでに日立物流コラボネクストなど施設全体の約48％の入居が決まっている。
圏央道の川島インターチェンジに隣接し、圏央道を通じて関越自動車道・鶴ヶ島ジャンクション、中央自動車道・八王子ジャンクションへ直接アクセスできる。
2012年までに東北自動車道へのルートの開通も予定されており、東日本全域へのアクセスに優れた立地となっている。
施設は、各階に40フィートコンテナトレーラーが直接アクセスできるランプウェイを2基（上り専用、下り専用各1基）を備え、効率的な輸送オペレーションが可能。
1階はワンフロアで約9500坪、2～4階は中央車路の両側にそれぞれ約4000坪以上のスペースを有しており、各フロアは最大4分割することができる。
別棟とし危険物倉庫（998㎡）を設けて、多様なニーズに対応している。
また、約200台分のトラックバースと敷地内のトラック駐車場を備え、約500台（1階と5階）の従業員などのための乗用車用駐車場、駐輪場などを設けている。
5階にはレストラン、コンビニエンスストア（ポプラ）を設置し、従業員の利便性を高めている。
さらに24時間365日有人によるセキュリティ管理を行っており、防災センターで各倉庫、事務所、通路などをTVモニターで監視している。東日本大震災による衛星電話も整備する。
なお、プロロジスでは入居企業を募集している。
■プロロジスパーク川島概要
名称：プロロジスパーク川島
所在地埼玉県比企郡川島町かわじま2-1-1
敷地面積：約76,831㎡（23,241坪）
延床面積：約166,871㎡（50,478坪）
構造：RC+S造地上5階建
着工：2010年6月
竣工：2011年7月