日通と東風汽車▼中国国内の自動車物流で提携 
2012年01月19日 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】
日本通運の中国現地法人、日通国際物流(中国)は12月28日、中国3位の自動車メーカー東風汽車のグループ会社である広州風神物流(以下:風神物流)と12月2日に戦略的業務提携を締結したと発表した。
風神物流は自動車物流の専門会社で、東風汽車グループの生産部品調達、完成車輸送、保守部品の保管・配送業務を行なっており、広州、武漢、襄陽、鄭州、北京、上海、済南に多くの拠点を構え、自社車両500台超、従業員数4400名余りを体制を有している。
中国では、各国の自動車メーカー大小100社以上が広大な中国内陸部における販売網を拡充する必要にせまられており、中国全土をカバーする物流ネットワークによる、タイムリーな保守部品供給を求める声が高まっている。
日通では、今回の戦略的業務提携により、一部で実施している風神物流との共同配送を推進し、さらなるトラックの運行効率化、運行レーンの拡大を図っていく。
また、調達物流、保守部品等の販売物流にも力をいれることで、日系・外資系自動車メーカーの物流ニーズに応える高品質なサービスを提供する。
東風汽車は、乗用車から商用車、トラックの自社ブランド生産を手がけるほか、日産、ホンダ、プジョー・シトロエン、起亜と合弁会社を展開している。