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姫路合同貨物自動車▼中国内陸の倉庫需要高く 

2012年07月02日

 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
 姫路合同貨物自動車(本社・兵庫県姫路市、北野穣社長)は、倉庫の3PL(サードパーティー・ロジスティクス)事業拡大を加速する。
 同社は兵庫県小野市にある北播磨支店の隣接地約8万4000平方メートルの倉庫用地取得を進めており、うち約2万平方メートルを確保した。
 倉庫は入居企業が建設し、流通業務全般は姫路合同貨物自動車が行う。入居企業候補には関西のフォークリフトメーカーが挙がっており、今年度中のしゅん工、来年度からの業務開始を目指す。
24年3月期増収増益に
 姫路合同貨物自動車は昭和50年代から高い収益が見込める倉庫の3PL事業の強化に取り組んできた。
 燃油高騰など厳しい経営環境が続く中、同社は平成24年3月期決算で売上高137億8000万円(前期比5.3%増)、営業利益3億7800万円(同15.6%増)と増収増益を達成。
 東日本大震災の影響で中国地方内陸部の倉庫需要が高まっているとの見方もあり、同社では「関東圏からの引き合いも多い。当面、北播磨支店隣接地の開発、入居企業の選定・営業活動に注力する」としている。(丸山 隆彦)