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　シービーアールイーは7月19日、賃貸物流施設の市場動向（2012年第2四半期）を発表し、首都圏の空室率は3.6％、既存物件空室率は2.6％で、賃料も上昇局面となっている。
　2012年第2四半期の首都圏の空室率は、前期から0.9ポイント改善し3.6％となり4期連続の改善を示した。今期は約1年ぶりに2棟の新規供給があったが、うち1棟が満室稼働している。
　既存物件空室率も前期比1.7ポイント改善の2.6％と空室消化が進み、まとまった空室は希少。このように大型物件に対する品薄感が鮮明であるため、賃料水準についても上昇の兆しが見られる。
　近畿圏は3年ぶりの新規供給で空室率は8.8％に上昇も、既存物件は100％稼働を継続している。
　全般的に堅調な需要から大型優良物流施設の品薄感が鮮明、プレイヤーの用地獲得競争が強まる、としている。