物流不動産ニュース

物流、物流不動産、倉庫を網羅した
最新ニュース・情報を発信しています。

  • メール会員情報変更
  • メールマガジンバックナンバー
  • ニュースメール配信登録

双日ロジ▼ベトナム事業拡充 

2012年08月01日

 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
 双日ロジスティクス(本社・東京、長阪九万太社長)はこのほど、ベトナム国営物流会社のビナトランス(VINATRANS=VT)社と総合物流サービスを行う合弁会社を設立。7月中旬に事業を開始し、ベトナムだけでなくメコン全域での域内・海外物流に取り組む。
 新会社「双日ロジスティクス・ベトナム(Sojitz Logistics Vietnam)」は、双日ロジスティクスが51%、VT社が49%を出資。双日ロジスティクスがインドシナ地域で行っている、第2東西経済回廊を利用した国際複合一貫輸送サービスに加え、VT社の持つ独自の物流網を活用。地元に根差したサービスの拡充を図る。
工業団地物流の提供も
 また双日ロジスティクスは、双日がホーチミン近郊で開発・販売中のロンドウック工業団地に、保税機能を備えた大型倉庫を建設。入居企業へ物流サービスをワンストップで提供する工業団地物流サービス(IPLS:Industrial Park Logistics Service)を始めている。
 ベトナムは、過去10年でGDP成長率平均7.25%を維持。特に、ホーチミン近郊は、カイメップチーバイ港の開発、東西・南北経済回廊の整備が進む。高速道路や国際空港の建設も予定され、アジア諸国を結ぶ物流ネットワークの一大拠点になっている。(松井 悠)