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宮田運輸▼愛知に冷蔵倉庫を建設 

2012年09月03日

 【物流ウィークリーhttp://www.weekly-net.co.jp/
 宮田運輸(宮田八男会長、大阪府高槻市)は、先を見据えた設備投資として愛知県半田市に冷蔵倉庫の着工を始め、荷主への品質アピールに注力している。
 敷地面積は約1400坪で、1階が100坪の冷蔵倉庫、2階が160坪と、延べ床面積260坪の倉庫を6月から建設し始めた。今回は品質管理と敷地の有効活用の合理化を図るため、二つの倉庫のうち一つを解体して新たに建て始めた。
 宮田会長は「従来の倉庫では敷地の有効活用ができず、夏場の品質管理が難しかった。荷主の冷蔵商品量が増加していることや、自社専用の冷蔵倉庫がなかったことがきっかけ」と経緯を話す。
 同社は、主に食品関係の輸送を手掛けている。品質管理、安全を徹底し、顧客のニーズに合わせることで信頼を勝ち得ている。また、同事業所は荷主企業の近くにあり、トラブルがあれば迅速に対応できる体制を整えている。
 厳しい時代の中で先を見据えたアクションを起こし、常に成長できる企業にしていく前向きな姿勢をモットーにしており、先行投資と社員教育、環境対策など様々な部分に力を入れている。
 宮田会長は「創業以来、荷主企業の近くに事業所を建てることをモットーにやってきた。厳しい時代だが、社員一丸となって仕事に取り組んでいく」と意気込みを語る。