スズケン▼36億円投じ、岡山物流センター稼働 
2012年11月19日 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】
スズケンは11月5日、岡山県都窪郡早島町の岡山物流センターが11月12日稼働すると発表した。
岡山物流センターは岡山県・広島県東部・鳥取県・島根県の一部をカバーエリアとし、在庫の配置と定時頻回輸送体制を再構築することにより、納品リードタイムの短縮化や品切れ率の低下を目指す。
設備投資額は36億円、出荷能力は年商1250億円の処理能力を有している。
スズケン独自の倉庫管理システム導入により、得意先へ納品した商品のロット・有効期限の管理を可能にし、製造不良等による回収対象医薬品の迅速な回収を実現した。
出荷前に商品が正確に出庫されているかどうかを確認するPOS検品・仕分けシステムを導入するとともに、近隣の岡山市・倉敷市にはセンターから直接商品を届ける、 仕分け検品を行う作業エリアを設け、そのまま配送車両に積込みができる建物構成としている。
向精神薬、毒薬、毒物・劇物などを保管する特殊品庫、センターコントロールルームに人の静脈認証システムを設置し、商品の特性に合わせた厳重な管理を行うととみに、ICチップ入り非接触カードによる全館の入退室管理や監視カメラによる24時間監視を行い安全・安心を確保している。
稼働中の札幌、宮城、戸田(埼玉県)、神奈川、千葉、江南(愛知県)、阪神(兵庫県)、福岡の物流センターに加え、岡山物流センター稼働により、予定していた全国9拠点の物流センター整備を達成する。
■概要
名称:岡山物流センター
所在地:岡山県都窪郡早島町早島4962-21
敷地面積:1万3873.11㎡
建築面積:6939.55㎡
延床面積:1万6797.67㎡
構造・規模:鉄骨造地上3階建て
保管品目:1万7000品目