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　山九は11月21日、1972年より運営してきた東京都大田区にある平和島流通センターの老朽化に伴い大型物流拠点を新設すると発表した。
　継続的な需要が期待できる平和島に、規模を拡大し首都圏のみならず日本全国そして世界への重要な物流拠点として、2015年2月竣工を予定している。
　新拠点は、注文・出庫指示から最短のリードタイムで都心にモノを運ぶ体制を整えることができ、都市型ロジスティクスに対応できる最新鋭の機能を備えた24時間稼働倉庫。
　美術品・宝飾品などを主たる取り扱い商品とした貴重品トランクルームを併設し、東京支店の得意分野である美術・イベント関連の事業も拡大していく。
　施設面では、セキュリティ機能や各倉庫内へ直接乗り入れ可能なランプウェイと安全通路などを装備。
　東京モノレール流通センター駅より徒歩1分の立地を有効活用できるオフィスなども装備した施設としている。
　環境に配慮した太陽光発電設備やトラックから排出される有害物質を吸収分解する施設内舗装道路なとする。
　首都圏と日本全国、世界を結ぶさまざまな物流に対応するため、2010年に新設した川崎市内の首都圏物流センター（2万5193坪）、厚木流通センター（8190坪）、白岡流通センター（7838坪）などの社内大型倉庫と連係を図り、首都圏エリアでの物流サービスをコントロールするランドマークセンターとして、最適物流をサポートするとしている。
■新倉庫概要
名称：平和島ロジスティクスセンター（仮称）
所在地：東京都大田区平和島3－3－8
開設日：2015年2月予定
敷地面積：3863坪
倉庫面積：約1万坪（地上7階建）
構造：免震構造
設備：自走式ランプウェイ、電子セキュリティ、貨物用EVなど
アクセス：流通センター駅より徒歩1分、平和島ICより車で1分
■問い合わせ
山九　東京支店
担当：奥田（おくだ）、有地（ありち）
東京都大田区平和島6-1-1TRCセンタービル5階
TEL：03-3765-3913