トーリク▼フォーク講習所が大好評 
2012年12月27日 【物流ウィークリーhttp://www.weekly-net.co.jp/】
物流事業者であるトーリク(鈴木康昭社長、神奈川県平塚市)が設立した「フォークリフト湘南教習センター」が好調だ。運送会社をはじめ、様々な業種からの申し込みがあり、毎月60人以上が受講している。開設から1年で、すでに受講者は600人を超えた。
教習所は平塚市四之宮の国道129号沿いにある。全天候型施設の清潔できれいなコースは、受講者が気持ちよく学べる環境になっている。学科講習はパワーポイントを利用したわかりやすい講習で、合格への最短距離をサポート。経験豊富な講師3人が指導し、女性や初心者も基礎からしっかり学べる。
実技講習は最新式のフォークリフトを導入している。ニッサンとトヨタL&Fの2メーカーをそろえているので、両方の操作を体験できるのも特色だ。無料駐車場とヘルメット無料貸し出しもある。
同社では、教習ができる人材と技術があることから、平成23年3月に企画プロジェクトを立ち上げ、半年後の昨年10月にフォークリフトに特化した教習所を開設した。物流事業者がフォークリフトの教習所を開設・運営する例は珍しいという。
現在、受講者の募集はホームページで行っている。また、車で通りがかった際に見かけて問い合わせてくるケースも多く、立地条件の良さが受講生にとって魅力的で、宣伝効果を生んでいる。
コンプライアンスの重視と安全志向が高まる中で、改めてフォークリフトの資格取得ニーズが増えており、今後もまだまだ受講者が増える可能性があると見ている。
同社は自動車部品や住宅関連の輸送、レンタルBOX事業など物流事業を展開しているが、このフォークリフト教習所を新たな事業として、さらに発展させていく。