アート梱包運輸▼太陽光発電に参入、1月開始し事業化 
2012年12月27日 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
アート梱包運輸(本社・長野県東御市、岩下勝美社長)は来年1月、太陽光発電事業を開始する。
本社に隣接するターミナルと倉庫の屋根に設置した太陽光発電パネルを使い、発電。年間発電量42万2712㌔㍗時の全量を中部電力に売電する計画。
投資額は1億2500万円。年間売り上げ1700万円を見込む。
本社のある上小地区は年間降水量が約1000㍉と少なく晴天率が高い。周囲には太陽光を遮る施設もなく、屋根の形状がフラットで好条件がそろう。
パネルを屋根に取り付けることで遮熱効果が生まれ、庫内の温度低下で電気使用量の減少が見込まれる。さらに社員らの作業環境の改善効果も期待できる。
岩下社長は「エコロジーへの取り組みを強化し、地域社会との共生に力を尽くしていきたい」と期待を寄せる。(谷 篤)