東部ネット▼来期、仙台に営業所 セメント輸送 受注で 
2013年02月19日 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
東部ネットワーク(本社・横浜市、芦原一義社長)は来期をめどに、仙台市に新たに営業所を開設する。セメント輸送を通じて東日本大震災の復旧復興を支援していく。
東北被災地でのセメント輸送はことし1月15日に開始。12月に顧客からの要請を受けて、トレーラー6台を調達。ドライバーは関東から現地に派遣している。
4月以降、車両を10台に増車。今後はセメント輸送を軸に、その他の業務についても需要に応じて車両を増やし対応していく考え。
同社は福島県郡山市に営業所を持つが、福島より北部の東北地区に営業所を構えるのは初めて。同社は東日本大震災の直後は石油輸送や支援物資の供給に尽力した。芦原社長は「今回新たに開始したセメント輸送をきっかけに、被災地の復旧復興に貢献していきたい」と話す。(矢田 健一郎)