山善▼ヤマトシステム開発、三菱電機ロジに物流業務委託 
2016年04月05日山善は3月23日、物流業務の効率化を目的に、グループの物流拠点であるロジス東京(埼玉県さいたま市)を移転し、ヤマトシステム開発、三菱電機ロジスティクスをパートナーとして物流業務を委託し、3PL化すると発表した。
移転先は、東京都大田区の新ロジス東京でヤマトシステム開発をパートナー企業とし、千葉県野田市のロジス野田では、三菱電機ロジスティクスをパートナー企業として運営する。
3PL化により、山善は、リードタイムの短縮やより専門性の高い業務の提供など、山善グループの目指す物流業務の付加価値化が図られると考えている。
新ロジス東京は、主要取引先が多く集中している地域にあり、トラックターミナルも近いため、より顧客ニーズに即した対応が可能となる。
今後は、実際の物流業務の管理・運営は3PL業者に委託し、山善と物流子会社のヤマゼンロジスティクス(ヤマゼンロジス)において物流戦略を構築する体制を築くことで、顧客サービスの向上を目指す。
なお、山善はヤマゼンロジスと共に、事業の戦略的観点から物流業務の付加価値化などを目指し、ロジス東京の移転プロジェクトに取り組んできた。
今回、ロジス東京は、生産財の物流拠点として事業を展開していたが、大型商品や小型商品など取扱品目によって最適な立地や配送・保管方法などが異なるため、より効率的な運営方法を模索。
ロジス東京は20年以上にわたり稼動していたため、老朽化も問題となっていた。
■概要
名称:新ロジス東京
住所:東京都大田区東海4-5-18
延床面積:1万8338m2
構造:地上5階建て
扱いアイテム:小型商品など
扱いアイテム数:4万960アイテム以上
稼働開始日:5月6日
名称:ロジス野田
住所:千葉県野田市西三ヶ尾340-13
建築面積:1万8602m2(敷地面積は2万6551m2)
構造:地上3階建て
扱いアイテム:大型商品など
扱いアイテム数:790アイテム以上
稼働開始日:3月22日
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