富士運輸▼栃木支店・整備工場を竣工 
2018年12月18日富士運輸は12月7日、栃木県河内郡上三川町の栃木支店敷地内にトラック専用車両整備工場を竣工した。全国では7拠点目の整備工場となる。倉庫から建て替えを行い、関東地域では成田に次いで2拠点目となった。
富士運輸では毎年150台以上の新車トラックを購入しており、グループ会社含めると現在のトラック保有台数は1350台。修理や点検・車検をディーラーに委託した場合、時間がかかるばかりか、追いつかなくなる事態もあり、整備事業を内製化する独自の戦略を策定した。平日・土日に関係なくタイムリーに修理を行える環境を整備、新潟や亀山で開発を進めるほか、全国展開を図る計画だという。
松岡弘晃社長は「栃木支店のトラックは成田工場まで整備に持っていったが、支店内に工場を併設することで栃木・群馬エリアで保有する40台近くの整備が可能となり、経営改善につながる。社内でも大変喜んでいる」と語る。
設計・施工は今回、イーソーコ総合研究所が初めて担当した。松岡社長は「倉庫はもちろん、建築のノウハウもお持ちなので、今回お願いさせていただいた。他の業者さんより安かった」と笑顔で語っていた。