イーソーコ▼営業経験1年未満でも、LSS活用しネットワーク構築 
2009年11月18日 イーソーコは11月12日、営業に特化した物流営業支援システム(LSS)の説明会を開催した。今回は、システム加入を検討している企業が来社。実際に利用しているイーソーコの営業マンが説明に立ち、どう営業に活用しているかを説明した。
(写真1・北島
システムの説明ではなく、どうやったら営業に繋がる使い方ができるかを説明した北島氏)
第一部では「ICTを使ったLSS」としてIT部の北島あや氏が講演。ITというシステムの説明ではなく、コミュニケーション(communication)も含めたITシステムの使い方に重点を置いた。
基本となるのがLSSの各社営業ページへの誘導。実際に、大手検索サイト「グーグル」から、“倉庫”をキーワードで検索。イーソーコ.comが2番目に表示される。イーソーコ.comの企業検索から、自社で設定できる得意分野を見ながら、物流企業を探すことができる。誘導の方法を実際に見せることで、より顧客になりやすい企業を、自社の営業ページに誘導できるメリットを紹介した。
(写真2・浜谷
説明に立った浜谷氏。営業開始1年未満だが、e-cargoに情報を発信続けたことで、ネットワーク構築になったという)
第二部は、物流不動産部の浜谷尚行氏が「パーソナルネットワークの構築」で講演。LSSと連動する「なんでも物流掲示板e-cargo」を使った、営業ネットワークの構築の仕方を説明した。
浜谷氏は、営業を始めて1年未満。しかし、e-cargoを利用することで、“自分でも思っていなかった”ネットワークを構築することに成功した。
「営業先で拾ってきた案件を、e-cargoを使って情報発進してきた。別の人宛ての電話を取る時に、浜谷の名前を言うと“いつもe-cargoの情報見ているよ。対応できる情報があったらメールするからね”と言ってもらえる」とした。先輩営業マンが対応している人にも、名前を売ることができ、今後の営業活動の大きな資産になったという。
(写真3・全体
今回は、検討中の企業が来社。セミナー後、申し込みもあった)
第三部では実際にe-cargoに情報を入力。事前に渡していた案件情報用紙に必要事項を記入してもらっており、その情報を実際にe-cargoに登録した。説明したIT部の田村洋佑氏は「受け手に立って作成してもらいたい。登録した情報はメールで配信される。多くのメールから、自分が出したメールを見てもらうために、目立って、簡単で、内容が具体的な件名を記入するように」とポイントを挙げた。
説明にしたがってe-cargoに物流情報の入力を終え、どのように情報がメールで配信されているのか、どのような情報が返ってくるのかを確認した。