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日本MH協会▼年次特別講演で「物流センターあり方」講演 

2018年07月19日

日本MH協会と日本MH技術管理士会は18日、同協会会議室で年次特別講演会を開催、山九出身の生産ロジスティクス研究所・青木規明氏が「トレンドから見た物流センターの在り方」を講演した。

青木氏はサプライチェーン内の組立工場、小売業、消費者のフローに絞り込み、物流センターの設計技術、物流センターのあるべき姿を中心に解説した。

入荷作業の課題では、トラック待機時間のほか、人手による荷下ろし作業を指摘、「ユニットロード化、労働人口減少する中で大きな課題だ」と話す。キバシステムやオカムラの「オートストア」、ロボットによる箱詰め作業の事例も動画で紹介後、青木氏はロジスティクス設計技術者育成の重要性を強調した。

「国内物流を取り巻く事業環境が変化し、ロジスティクスが経営の戦略を握る鍵となる。物流センターは唯一無二で同じものは存在しない。基本設計は自社で実施するべきだ」と述べた。