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ディー・エイチ・エル・ジャパン▼50億円投資し関西国際空港ゲートウェイ施設を開設 

2007年06月18日

 世界最大規模の総合ロジスティクスプロバイダーであるディー・エイチ・エル・ジャパン(本社=東京都品川区、ギュンターツォーン社長)は6月7日、通関や保税倉庫機能をもつDHL専用の保税蔵置場となる「関西国際空港ゲートウェイ施設」(所在地=大阪府泉南市泉州南1番地)を開設した。同施設への投資額は約50億円。
 新「関西国際空港ゲートウェイ施設」の延床面積は10,100平米〔建物面積6,700平米、キャノピー(庇) 3,400平米〕で、関西国際空港の滑走路に面した、国際貨物上屋C棟に位置する。2003年7月から同空港の国際貨物エリア内で稼動していた従来のゲートウェイ施設の5倍の規模で、国際エクスプレスサービスを提供する会社として、関西国際空港で最大となる。
 
 同社は移転理由として、中国関連を中心とした関西エリアでの貨物量の増加や重量化、さらにはサービスクオリティの向上を目的とした貨物処理の更なるスピード化をあげている。
 新施設の最大の特長は、DHLジャパンとしては初めて、自動仕分け装置を導入したこと。これにより、従来の約3倍となる1時間あたり7,500個の貨物と2,000通の書類が仕分けできるようになった。