オリンパス▼欧州の製造拠点統合 
2007年07月18日【LNEWS(http://www.lnews.jp)】オリンパス(株)は、血液分析装置・顕微鏡の開発、製造、販売などを担うドイツの連結子会社「オリンパスライフアンドマテリアルサイエンスヨーロッパ社」(ドイツ)が保有する欧州の開発・製造拠点のうち、ドイツ南部の4ヶ所をミュンヘンに統合し、10月から新体制を開始する。
統合により、ITインフラや管理業務の共有化、開発・製造の効率化・標準化、IP(知的財産)の集中管理を行い、将来の次世代医療の実現に向け、日欧でグローバルな開発・製造体制の連携強化を図る。
同社のライフサイエンス分野の血液分析装置、顕微鏡、バイオ関連製品の開発・製造は、日本をヘッドクォーターとして欧州・米国等と連携してグローバルに展開しているが、各拠点が分担する開発・製造の効率化とグローバルの連携強化は、重要なポイントとなる。
日本と同様に重要な開発・製造拠点が多数存在する欧州のうち、ドイツにおいては、拠点が4ヶ所に分散しており、一部のインフラや管理業務の重複が課題だった。