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香港のIKEA▼SCMソリューション導入、調達・物流最適化 

2007年08月16日

【LNEWS(http://www.lnews.jp)】ローソンソフトウエアは、デイリー・ファーム・インターナショナル社が経営するIKEAの香港と台湾のフランチャイズへの、ERP(統合業務パッケージ・システム)の導入が成功したと発表した。
アジア全域で小売販売業を展開する大手企業デイリー・ファーム・インターナショナル社は、香港と台湾の7店舗のIKEAストアと2ヵ所の倉庫において、補充、在庫、財務、配送、ロジスティクス、調達を含む業務プロセスを最適化するために、「LAWSON M3」ソリューションを選んだ。
香港において、IKEAは倉庫と店舗での集中型補充モデルを採用し、台湾では複合型配送モデルを採用し、集中型倉庫管理を店舗の在庫管理と組み合わせリアルタイムに補充している。
デイリー・ファーム社は、稼動効率を最大限にするために、バックエンドの在庫および配送機能を統合するPOSソリューションの必要性を認識し、 RSF(ローソンソフトウエアのパートナーのPOSソリューション)と統合されたバックエンドERPソリューションとして、「LAWSON M3」を採用した。
「LAWSON M3」ソリューションにより、在庫統計、倉庫管理、配送オーダー管理、輸送管理、販売予算計画といった機能を含むサプライチェーンと、POSとの連携が構築され、実質的に需要と供給を直結させ、これにより、購入される商品の在庫を確保し、ロジスティクスを向上させ迅速な配送に対応、そして商品の陳腐化を避けながら需要を満たすことのできる高度な在庫バランスを可能にする。
今日までに、IKEAの香港および台湾で稼動する、550ユーザーおよび100機のPOS端末が「LAWSON M3」ソリューションと連携している。
IKEAで今日顧客が購入した配送商品のサイズが特に大きかった場合、IKEAのカスタマーサービスは、配送時間とその詳細をわずか数秒足らずで確認し、対応することが可能で、サプライチェーンの可視性の向上により、配送期間の短縮にもつながる。