「ＳＣＭ共同ネット研究会」（滝沢幹事長）の第１回・共同ビジネスフォーラムが、８月29日、東京・中央区の日本橋公会堂で開催された。
　同研究会は２００３年６月発足。共同物流の取組み支援を目的にした、メーカー・卸組合・ＩＴ企業・物流会社が参加する異業種交流組織を母体に、ビジネス創出型の組織運営をめざし、今年、衣替え。
　物流施設分野では、倉庫・物流不動産に関る支援企業のイーソーコ、マテハン会社の豊田自動織機、パレット会社の三甲、庫内・オフィスサプライ品のイーエイチケイ、ネットワークカメラのＢＩＴ、物流車両分野では、輸配送システムのトワード物流、メンテナンスリース会社の住商オートリース、車両処分に対応できるオリエンタルシステムなどが協業することで、施設・ハード・ソフト・サービスなど物流に関るあらゆる分野をトータルで提供できる「物流活性化ビジネスモデル」を提供していく方針だ。
　同フォーラムでは滝沢幹事長による基調講演のあと、同研究会所属のＡＫＲ共栄会、イーソーコ、住商オートリースから、各社が関るビジネスモデルについて講演した。