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スズケン▼掛川商品センターを10月1日より本稼動 

2007年10月02日

 医薬品卸のスズケン(本社=名古屋市東区、社長=太田裕史)は、静岡県における医療用医薬品の新たな物流拠点として、「掛川商品センター」(静岡県掛川市)を竣工させ、10月1日より稼動させた。
 同社は、現在稼動中の札幌、埼玉県戸田、愛知県江南、2007年11月稼動予定の阪神物流センター(兵庫県神戸市)に加え、2010年までには横浜、福岡、千葉、奈良、宮城と合わせて全国に9拠点の中規模物流センターを構築。この基軸センターの機能を補う8拠点の商品センターの1つとして掛川商品センターがあり、これらセンターの再構築により、「トレーサビリティー」実現に向けた、商品の品質管理精度の向上をめざしていく方針だ。
 掛川商品センターは、静岡県内全域をカバーエリアに、①品揃えの充実(20,000ロットアイテムを在庫)、②静岡県内の各支店への1日2回の配送による当日配送の実現、③トレーサビリティシステムの構築(新庫内物流システムの採用で、商品センター、各支店において、商品のロット番号・有効期限を管理)、④最新セキュリティシステムの採用(向精神薬などを保管する特殊品庫に指静脈認証のシステムを設置)-するなど工夫を凝らし、納品リードタイムの短縮や品切率の低下を実現していく。
 .掛川商品センターの概要は次のとおり。
<掛川商品センター >
所在地 :静岡県掛川市杉谷南二丁目13番地の1
敷地面積 :11,057㎡(3,345坪)
建築面積 :4,976㎡(1,505坪)
延床面積 :9,467㎡(2,864坪)
構造・規模 :鉄骨造地上2階建
保管品目 :18,000品目
設備投資額:総費用22億円
処理能力:年商約850億円規模
稼働日:平成19年10月1日