イヌイ建物▼平成19年11月決算短信・営業収益は149億600万円で前期比3.6%の増収 
2008年01月17日 イヌイ建物(本社=東京都中央区、中村哲也社長)はこのほど、平成19年11月の決算短信をあきらかにした。
それによると、同社グループの営業収益は14,906百万円で前期比3.6%の増収。利益面では減価償却費の減少により営業利益が2,579百万円で前期比3.8%の増益となり、経常利益は匿名組合投資損失の減少により2, 548 百万円で前期比14 .0 % の増益となった。当期純利益は固定資産売却益の計上等により1,383百万円で前期比18 .9%の増益となった。
おもなセグメント別の概況はつぎのとおり。
まず物流事業は、倉庫、引越の両部門において収益は横這いで、営業収益は6,431百万円で前期比3.7%の増収、営業利益は前期に行った倉庫営業所の統廃合の効果やトランクルーム貨物の取扱いも好調で374百万円で前期比39.1%の増益となった。
不動産事業はオフィスビルの賃料改定による増収があったものの、マンションリニューアルの積極策による稼動住戸の減少もあり、営業収益は4,849百万円で前期比1.6%の減収。営業利益は減価償却費の減少もあり2,753百万円で前期比0.4%の増益となった。
次期の連結業績予想については、営業収益15,500百万円(前期比594百万円増)、営業利益2,600百万円(前期比21百万円増)、経常利益2,450百万円(前期比98百万円減)、当期純利益1,300百万円(前期比83百万円減)を見込んでいる。