【LNEWS(http://www.lnews.jp）】リサ・パートナーズは、寶組グループと既存借入金のリファイナンスのアレンジと金融支援を含む財務再構築に関する基本合意書を締結した。
寶組グループは、倉庫業を中核として首都圏と米国に優良不動産を保有しており、その保有する資産は、日本国内で約1,300億円、米国で約1,500億円（鑑定価格ベース）となっている。
しかし、その資産規模に対応した借入金を多額に有していることから、思い切った資産と財務の再構築が必要であると判断し、リサ・パートナーズがリファイナンスや一部物件の処分を含む再構築につき助言業務を行ってきた。
今回、寶組グループの財務基盤の拡充と資金繰りの安定化のため，リサ・パートナーズの出融資による金融支援の実施に向けて協議することを基本合意したもの。
同社では、これまで多数の企業再生案件や不動産投資・流動化案件を手掛けたが、今回、国内外でそれぞれ1,000億円を超えるリファイナンスと不動産の売却案件への関与と国境を越えた不動産アドバイザリー案件を手掛けることで投資銀行業務の厚みを内外に示すこととなる。
寶組の概要（平成20年1月8日現在）
名称：（株）寶組
代表者：代表取締役社長本澤幸裕
本社所在地：東京都台東区東上野2-16-5
設立：昭和14年（創業昭和6年）
資本金400,000,000円
主な事業内容：倉庫業