【LNEWS(http://www.lnews.jp）】ダイキン工業は、子会社のダイキンエアコンディショニングインド社（ニューデリー）を通じ、2月12日、新たな空調機器生産拠点設置を目的に、インド共和国ラジャスタン州ニムラナ工業団地内に工場用地を取得した。
新工場は、約37億円を投資し、2009年3月の生産開始の予定で、マルチタイプの業務用空調機とチラー（大型空調熱源機器）の製造を計画している。
今後、市場ニーズにマッチした製品仕様への対応や供給のリードタイムの短縮など、インド空調市場での競争力強化が狙いで、将来的には、南西アジア・中東・アフリカへの製品供給も視野に入れている。
また、同工場敷地内に空調製品の据付工事・試運転・アフターサービス業務などの作業技能の向上を目的とした研修センターを設置する。
新工場の概要
所在地：インド共和国ラジャスタン州ニムラナ
投資額：約37億円
敷地面積：16万平米
生産開始時期：2009年3月
生産品目：マルチ型業務用空調機（VRV）
大型空調熱源機器（空冷・水冷チラー）
生産能力（年間）：VRV20千台、チラー1.8千台