プロロジス▼欧州3棟についてDHLと賃貸契約 
2008年03月03日 物流施設専門の不動産開発会社プロロジス(世界本社=米国コロラド州デンバー)は2月4日、ヨーロッパ内の施設3棟の約7万9,700㎡の施設部分について、DHLエクセルサプライチェーン社と賃貸契約を締結したと発表した。
DHL社は、プロロジスにとって最大の顧客。2007年末時点でヨーロッパ内だけでも10カ国において計72万5,000㎡以上のプロロジスの施設を利用している。
今回新たにDHLサプライチェーン社の施設に加わった3棟の概要は次のとおり。
①プロロジスパーク タランコン (スペイン、マドリッド近郊)
賃貸面積:3万9,000㎡
施設総賃貸面積13万平方メートルのうち3万9,000平方メートルに入居。DHL社は同施設を多国籍企業の食品分野のスペイン国内流通に利用予定。マドリッドから南東に約80kmの地点に位置し、既存の施設1棟にDHLが入居、2008年末完成予定の2棟を開発中。
②スウェーデン ヨンショーピング市近くの施設
賃貸面積:2万3,000㎡
プロロジスがスウェーデンの主要な物流拠点であるヨンショーピング市の近くに2009年初頭に完成予定のマルチテナント型施設1棟、総賃貸面積8万5,000㎡の施設へ入居。
③プロロジスパーク フェンロIII(オランダ、フェンロ市)
賃貸面積:1万7,700㎡
プロロジスパーク フェンロIIIはドイツとの国境から5km弱の地点に位置する新しい総賃貸面積4万5,000㎡の施設。DHL社は同施設をグローバルに展開するテレビメーカー、ハンスプリー社の北ヨーロッパおよび西ヨーロッパの拠点として利用する。