ワールド・ロジ▼07年12月中間期、純利益2.8倍 
2008年03月03日【LNEWS(http://www.lnews.jp)】ワールド・ロジが2月18日に発表した2007年12月中間期の連結業績は、売上高186億円(前年同期比3.1%増)、営業利益2.8億円(3.8%減)、経常利益1.5億円(7.6%減)、中間純利益1億円(2.8倍)となった。
07年7月に竣工した「ワールド・ロジ大阪フルフィルメントセンター(通称GREENCUBE)」の安定稼働を目指し、3PL事業を中心に中小通販業者向け通販フルフィルメントサービスの業務開拓に取り組んだ。
3PL事業は、大阪フルフィルメントセンターが順調に稼動、積極的な新規顧客開拓を行ったが、大手文具通販事業者へのサービスエリア縮小のほか、 07年3月に連結子会社を売却したため、前年同期比で減収となった。原価構造の見直しや新規クライアントが収益に貢献し、利益は増加した。
人材アウトソーシング事業は、3PL事業での大手文具通販事業者へのサービスエリア縮小、大手電機メーカー向けの軽作業請負業務の規模縮小により減収減益。
納品代行事業は、百貨店業界の売上が伸び悩む中、業界の再編によるシェア拡大に努め、増収。新システムの安定稼動、不採算クライアントの契約見直しなど徹底的なコスト削減を行った結果、大幅な増益となった。