日本レップ▼福岡に佐川グローバルロジスティクス専用の大型物流拠点開発 
2008年04月03日【LNEWS(http://www.lnews.jp)】日本レップは4月2日、福岡県糟屋郡で大型物流施設の開発に着手すると発表した。3月に建設用地1万7904.55平方メートルを取得、同社としては福岡県で3件目の開発案件となる。
福岡空港と九州自動車道福岡ICに近接する物流拠点の適地に、「J-REPロジステーション福岡III」として、総事業費40億円超の大規模開発計画をスタートさせる。7月に着工、2009年5月の竣工を目指す。
「J-REPロジステーション福岡III」は延床面積は3万3330.14平方メートルで、地上4階建・鉄骨造。テナントにはSGホールディングスグループの佐川グローバルロジスティクスの単独入居が既に決定している。
施設は佐川グローバルロジスティクスの要望に応じた設備を備えた専用物流施設(ビルド・トゥ・スーツ型)として、日本レップが企画・運営し、同社に賃貸する。
日本レップでは3月14日に「J-REPロジステーション福岡」を竣工、同27日には「J-REPロジステーション福岡II」竣工と、福岡県に2つの大型物流施設を完成させており、「J-REPロジステーション福岡III」は福岡県内第3件目の進出拠点。佐賀県でも「J-REPロジステーション鳥栖」の開発計画を2月に発表しており、これを加えて九州地区への進出は計4件。
同社では、福岡県を中心に九州地区を当社物流施設網の重要エリアのひとつとして位置付け、今後も新たな用地取得、開発計画を積極的に推進する、としている。海外の物流企業の誘致や国内企業の海外拠点開発などとの連携を視野に入れる。
■施設概要
施設名称:J-REPロジステーション福岡III
所在地:福岡県糟屋郡粕屋町
設計・施工:西松建設
構造・階層:鉄骨造4階建
敷地面積:1万7904.55平方メートル
建物延床面積:3万3330.14平方メートル
着工時期:7月
竣工時期:2009年5月