日本レップ（本社＝東京都千代田区、和本清博社長) を親会社とするJ-REPグループは5月30日、川崎市東扇島に「J-REPロジステーション東扇島」 を竣工した。
　「J-REPロジステーション東扇島」は、敷地面積28,351.30㎡、地上4階建・鉄骨造、延床面積44,846.00㎡のマルチテナント型（複数企業向け）大型物流施設。テナントには3PL事業を推進するケイヒン配送（本社＝横浜市、川口英哉氏社長）とバンダイナムコホールディングスの物流子会社である、ロジパルエクスプレス（本社＝東京都葛飾区、馬場範夫社長）が入居する予定。
　同センターは、2005年にJ-REPグループが取得したストック機能中心の築後26年の施設を、新たにJ-REPロジステーション仕様に再開発。旧施設の約2倍以上の面積を有し、1階には東西両面に計50台のトラックバース（接車スペース）を確保。荷物の上下移動に十分な能力を持つ昇降設備や、物流機器配置や動線確保に適したレイアウトを備えており、TC・DC としての用途に対応している。さらに川崎市の設定するCASBEE (建築物総合環境性能評価システム) Aランクの基準を満たした環境にやさしい施設となっている。
　施設概要は次のとおり。
＜J-REPロジステーション東扇島＞
所在地＝神奈川県川崎市川崎区東扇島
設計・監理＝創元設計
施工＝JFEシビル
構造・階層＝鉄骨造4階建
敷地面積＝(公簿) 28,351.30㎡
建物延床面積＝44,846.00㎡