キヤノン▼大分県日田市にトナーカートリッジ部品の生産会社設立 
2008年06月03日【LNEWS(http://www.lnews.jp)】キヤノンは5月29日、トナーカートリッジの主要部品の生産増強を目的として、大分県日田市に「日田キヤノンマテリアル」を新たに設立したと発表した。2007年11月に発表し、トナーカートリッジとその主要部品の生産拠点として新設をしていた大分キヤノンマテリアル日田事業所の計画を見直した。
トナーカートリッジの需要は毎年増加傾向にあり、ローラーやトナーをはじめとするトナーカートリッジ用の高機能部品の生産体制を増強することが急務となっていることから、新拠点での生産品目をこれらの高機能部品に集約し、最新の自動化ラインで製造するとともに、国内外のトナーカートリッジの生産拠点に供給する。
新会社は、現在トナーカートリッジ用の高機能部品の開発から生産までを行うキヤノン化成の100%子会社とすることで、グループ間の技術連携を強化する。
■日田キヤノンマテリアルの概要
会社名:日田キヤノンマテリアル
所在地:大分県日田市大字西有田
(三ノ宮地区)
事業内容:トナーカートリッジ用部品
トナーの製造
従業員数:約500人(2010年末)
約1000人(第二期計画完了時)
資本金:8000万円
設立年月:2008年6月
敷地面積:約39万平方メートル
延床面積:約5万5300平方メートル(2010年末)
約11万1800平方メートル
(第二期計画完了時、第一期分を含む)
投資額:約400億円(2010年末)
約1000億円
(第二期計画完了時、第一期分を含む)
建築着工2008年12月
操業開始2009年9月