旭化成ホームズ▼部材物流センターシステムが安定稼動し、物流の効率化が進展 
2008年08月18日【LNEWS(http://www.lnews.jp)】旭化成ホームズは8月1日、「環境報告書2008」を発行した。物流段階での環境活動では、物流センターの活用と工程管理システムの導入による効率的な物流の実現している。
具体的には、2003年からスタートした部材物流センターシステムが安定稼動したことを挙げている。
各部材メーカーから供給された部材を、工事店が計画した工程システム(2005年10月完成)を活用し、施工現場に搬入しているもので、工程ごとに複数の部材をパッケージ化した最適な配送の仕組みにより、物流の効率化が着実に進展してきた。
また、調達物流を拡大し、配送品質を向上させ、他社との共同調達を実施している。
一方、2004年から、物流センターから各施工現場に導入するトラックに低公害車(圧縮天然ガス車)を導入している。2007年度には18台の低公害車を導入し、2008年度には23台まで拡大する。
このほか、へーベルハウスの新築施工現場で発生する産業廃棄物を、すべてリサイクルするための自社処理施設として、2007年5月には「北九州資源循環センター」を、8月には「厚木資源循環センター」を開設し、岡山以西や首都圏の現場から発生する廃棄物の回収や分別を行っていることを紹介している。
2008年度中に、残りのエリアも順次、同様のリサイクルシステムに移行し、ゼロエミッションを達成していく計画だ。