【LNEWS(http://www.lnews.jp）】TNTエクスプレスは、ベトナム・ハノイ北部に新しい「TNT国際・国内オペレーション・センター」を開設した。
重量貨物を取り扱える新施設は、ベトナム、東南アジア、中国と欧州の間を結ぶ貨物エクスプレス・サービスに対する急速に拡大するニーズをつかみ、同地域における事業を拡大するTNTの戦略の一環として開設した。
ハノイのトゥリム地区にあるICDミーディンに位置する新施設は、1,200平方メートルの敷地で、90人の常勤スタッフが24時間体制で勤務している。
TNTがアジアにおけるリーダーとしての地位を築くべく今後5年間にわたって東南アジア向けに1億ユーロを投資する戦略の一部。
ベトナムを経由する貨物は、この「TNT国際・国内オペレーション・センター」で集荷・処理され、「アジア・ロード・ネットワーク」経由で北向きに中国へ、または南向きにシンガポールへ陸輸、そこからシンガポール、上海、ベルギー・リエージュ間を週3回運行するTNTの Boeing747-400ER貨物専用機を使用して、中国と欧州に空輸する。
東南アジア地域におけるこれらの配送基盤の強化により、TNTは東南アジア・中国と欧州間、東南アジア域内における最も多様な貨物サービスを顧客に提供し、また貨物内容や貨物の大きさに関わらず、あらゆる種類のニーズを満たす円滑なワンストップ・ショップ・ソリューションを提供できる。