オークマ▼多機能型物流センターでSCM最適化図る 
2008年11月19日【LNEWS(http://www.lnews.jp)】工作機械大手のオークマは、主力の工作機械事業で物流効率化に注力する。ことし5月に、約10億円を投じて愛知県丹羽郡の本社工場内にパーツコントロール機能を持たせた物流センターを整備。同センターを基点にオークマ興産、オークマスチールテクノなどの関連会社や協力会社を含めたサプライチェーン体制の最適化を進める。
また無人化・省力化加工設備の導入を積極的に進め、生産効率の向上を図る。同時に、本社・江南・可児の各工場の部品在庫を最小化する。新物流センターの集中管理で30%の共通品在庫・物流コスト削減を図り、大物部品も20%の物流リードタイム短縮・物流コスト削減を目指す。
生産面では、可児第4・第5工場(岐阜県可児市)で主力製品の門形マシニングセンターの一貫生産化を完了。納期短縮と生産効率化を進展させる。