日本レップ（本社＝東京都千代田区、片地格人社長）は、このほど同社の100％子会社であるジェイ・レップ・ファンド・マネジメントが運営するJ-REPロジスティクス・ホールセール・ファンドの組成を行った。また日本レップの親会社である、マッコーリー・グループとグッドマン・グループが、両グループの合弁会社が運営するマッコーリー・グッドマン・ジャパン・ロジスティクス・ファンドFCP-FISを組成した。
　両ファンドとも、日本レップが国内における優先交渉権を有しており、総額667億円、計15物件から成るポートフォリオに投資する。ファンドの目標エクイティー調達金額はJ-REP ロジスティクス・ホールセール・ファンドが100 億円、マッコーリー・グッドマン・ジャパン・ロジスティクス・ファンドFCP-Fが300億円。
　世界的な金融不況により、海外投資が冷え込む一方で、国内の物流不動産市場については、需給面からも成長余力は大いにあるものと認識。ファンド組成に踏み切った。