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佐川グローバルロジスティクス▼九州に福岡物流センターを稼動 

2009年08月03日

 佐川グループの3PL会社である「佐川グローバルロジスティクス」(本社=東京都品川区、荒木秀夫社長)は、昨年8月より福岡県内にて建設を進めていた、「福岡物流センター」(福岡県糟屋郡粕屋町)がこのほど完成、本格稼働したことをあきらかにした。
 今回の稼働で、佐川グローバルロジスティクスの物流センターは全国で54ヵ所(九州では2ヵ所)、総延床面積81万㎡となる。
 同施設はアジアのゲートウェイである九州・福岡圏で福岡空港、福岡インターチェンジ、博多港の近隣に位置する絶好のロケーションにあり、輸出入および国内物流に対応した複合物流機能による高品質なサービスを提供する方針だ。施設の特徴としては、10t車約20台が接車可能なトラックバースと、倉庫は1㎡あたり1.5tの床荷重と5.5mの梁下有効高を有しており、高い保管機能と効率的な運営を実現した。また空調設備(2~4階)を完備し300ルクスの照度を確保し、単なる保管・在庫管理だけではなく、流通加工業務を含めた高付加価値かつ高品質の物流業務を提供することが可能となっている。
 このほか同施設では、物流業務だけでなくオフィススペースも備え利便性を向上。不審者を侵入させない堅牢性の両立をテーマに、各区画部分をはじめ建物全体に静脈認証システムを導入することで高度なセキュリティ機能を備えている。
<福岡物流センター>
所在地:福岡県糟屋郡粕屋町酒殿304-1
敷地面積:16,742.78㎡
延床面積:33,330.12㎡
構造:鉄筋コンクリート造4階建
着工:2008年8月
竣工:2009年6月
本格稼働:2009年7月